製品、その他委託分析
1.RoHS分析
RoHSは電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令である。有害物質の種類、規制値は以下のとおりです。
鉛 1000ppm以下
水銀 1000ppm以下
カドミウム 100ppm以下
六価クロム 1000ppm以下
ポリ臭化ビフェニル(PBB) 1000ppm以下
ポリ臭化ジフェニルエーテル(PBDE) 1000ppm以下
<分析方法>
蛍光X線分析・・・主に定性分析に使用する
GCMS分析・・・混合試料中の対象化合物を高精度で定量解析可能。
ICP分析・・・混合試料中の対象化合物を高精度で定量解析可能。
2.PCB含有分析
平成元年以前に製造された変圧器に使用されている絶縁油を交換処分する際にはPCB含有量が0.5mg/kgを超えていないか調査する必要があります。
GC(ECD)分析・・・固相抽出後定量分析3.FTIR分析
このたびFTIRを導入しました。
<分析事例>
食品中の異物検査
プラスチック材料の非破壊検査
FTIRは有機物の検査を迅速に行えます。詳しくは担当の伊藤まで。